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睡眠が問題だ。
夜2時に寝て、朝6時に起きて、そんな睡眠なものだから当然ねむい。これまで何度も書いているけども、今もらっている眠剤は入眠と目覚めがすごすぎて、起きると「めっちゃよく寝た!」って感じでもうまったく眠くない。つらくもない。シャブかこれ?
だけども睡眠はまったく足りていないものだから、仕事が終わって夕飯を食べるとめちゃくちゃに眠くなってしまう。食事が終わってちょっと気を緩めたらもう日付がかわっていた。慌てて風呂に入って、眠剤を飲んで寝た。
そんな感じだから仕事以外はなんにもできなかったわけなんだけども、そろそろ睡眠にテコ入れをしなきゃいけないな、と思ってメンタルクリニックの予約をいれた。そろそろ薬の残高が心細くなってきているし……。
睡眠はもう、ずいぶん前から問題だ。人生における課題は睡眠であるといってもいいくらい、子供の頃から問題だった。入眠できない。目が覚めてしまう。寝すぎてしまう。起きられない。眠剤である程度のコントロールができるようになってずいぶんと楽になった。社会というものがどうしようもなく俺の睡眠をコントロールしようとする以上、眠剤も精神安定剤で、これはある種の支配なので、抗いたい気持ちもありつつ、そこはお互いうまいことやっていこうじゃないの、とも思う。幸いなことに俺は睡眠にルーズな仕事を選べているし、実際のところ「ちゃんと寝起きしなくちゃな」というのは社会が半分、自分の気持ちが半分でやっているところはある。
好き勝手でいいじゃん、無再現に自由でいいじゃん、ついてこられない社会がおかしいんだぜ!って言ってられるような年齢ではなくなった、ということだ。お互いの気持ちがわかるからね。こうして俺は大人になったのだ。とはいうものの、俺は俺で、ルーズな人間は許したい。「しょうがねえな」で済ませたい。「ちゃんとしなさいよ!」なんて言いたくはない。せめて「ちゃんとできるといいね」くらいにしておきたい。そういう心持ちを持ちながら、はてさてどう睡眠をコントロールしていこうかしら。単純に自由時間が減るし、店の営業時間とかそういうのと噛み合わなくて不便なんだよな……。