仕事をしている。もろもろ考えるところが終わって、さて手を動かしていくぞ、といったところ。

苦手に感じる相手から「君と話しているとたのしい、また飲みに行こう」といわれることが多くて不思議に思っていたんだけども、たぶん相手と会話することに興味がないからどんどん尋ねて掘り下げて、相手に喋らせておく。話の展開がどうもおかしいと感じても、どうでもいいから適当にあいづちをうって流す。相手が苦手だから、こちらから話を振ることはないし、話を振られても薄っぺらいところで抑えておくし、遮られても深追いしない。こういう所作が、たぶん「楽しい会話」を彩っているのだろう。しかし、だとするとこの逆も成立する。話していて楽しいと感じる相手には、単にイヤがられているのかもしれない。