コミティア

高野さんにご挨拶。コロナ禍や様々の結果、インターネットで人間が動いている様子を眺めながら「みんな体が動いているな、元気だな」という実感を得るようになったという。私も近い感覚はある。みんなSNSになんでもかんでも書かなくなって、過程が不可視になって結果だけ見えるようになった。しかし、そもそも、ある時期の、自分が今どういう状況にあるか、何をしようとしているか、どうすればいいか、なにもかもインターネットに書かれていた頃がおかしかっただけで、人間の生活とは元来、こういうものだ。「旅行に行ってきたんだよ」と友達に話をするような感覚でホームページを更新していた、ブログを更新していた、そういうものに環境が戻ってきたのではないだろうか。

喫煙所ではちかちゃんと遭遇。コミティアに来て喫煙所で出会う人といえば高野さんだったんだが、高野さんは禁煙したし、「禁煙はくるしいので、もう二度したくないから、タバコは吸わない」とのこと。なるほど、その発想はなかった。

古本屋を巡りつつカレーを食べる。占い師としてアレイスター・クロウリー『トートの書』を買った。